正月


<正月とは 2-1>

正月とは一年のはじまりで、神道では、その年の新しい神様が家にくると考えられています。五穀豊穣と安全を祈ります。

正月という言葉は、中国から伝わった言葉で旧暦の1月(太陰暦)の別称です。現在は、新暦の1月を正月(太陽暦)と呼びます。

1月のことを睦月といいますが、睦月は親睦を深める月という意味があります。


■元旦

元旦は一番初めの一番最初という意味があります。つまり、一年の中で、正月一日だけを指す言葉です。

 

出典:冠婚葬祭.com

 

 

<正月とは 2-2>

本来は、一年の最初の月のこと、年神様(としがみさま)をお迎えする行事のことで、1月の別名でもあります。


現在は、年頭の祝いをする三が日(元日から3日まで)や松の内(元日から7日または15日まで)をさすのが一般的。「正」には「年の始め」という意味があります。


正月は家に年神様をお迎えする行事ですから、年末に煤払い(すすはらい)をしたり、正月に門松やしめ飾りを飾るのは、いずれも年神様を迎えるための準備です。


日本では、古くから季節の節目に先祖を奉り、五穀豊穣を祈る習慣がありました。特に、新しい年を迎える正月は、盛大に行われてきたようです。


現在のように、しめ飾りや鏡餅などを飾るようになったのは、江戸時代に入ってからのようです。


元旦には、宮中や全国の神社で歳旦祭(さいたんさい)がおこなわれます。

 

出典: 本来は、一年の最初の月のこと、年神様(としがみさま)をお迎えする行事のことで、1月の別名でもあります。


現在は、年頭の祝いをする三が日(元日から3日まで)や松の内(元日から7日または15日まで)をさすのが一般的。「正」には「年の始め」という意味があります。


正月は家に年神様をお迎えする行事ですから、年末に煤払い(すすはらい)をしたり、正月に門松やしめ飾りを飾るのは、いずれも年神様を迎えるための準備です。


日本では、古くから季節の節目に先祖を奉り、五穀豊穣を祈る習慣がありました。特に、新しい年を迎える正月は、盛大に行われてきたようです。


現在のように、しめ飾りや鏡餅などを飾るようになったのは、江戸時代に入ってからのようです。


元旦には、宮中や全国の神社で歳旦祭(さいたんさい)がおこなわれます。


出典: 日本の行事・暦

 

 


♦詳細

<お正月行事 行事には由来がある>


1 いつまで「正月」?

一月一日。新しい年が始まり、正月になります。

ところで、よく聞くこの正月。いったい何日まででしょう。

もともと正月は昔の暦の一月の別名です。ただ、今は「三が日」や「松の内」を指すことが多いです。それぞれ言葉の通り、三が日は一月一日から三日まで、松の内は玄関に松飾をつけておく期間です。松の内はもともと一月十五日までだったのですが、今は一月七日ごろまでという地域が多いようです。

 

2 伝統行事の意味は?

「正月には多くの伝統行事が行われます。初日の出、初詣というようにいくつか思い浮かぶことでしょう。今日はその中から、「初夢」「七草がゆ」「鏡びらき」を紹介しましょう。

初夢は、一月一日~二日、または二日~三日にかけて見る夢のことです。七福神が乗った宝船を枕の下に入れて眠るとよい夢が見られるとされています。ことわざで、「一富士、二鷹、三茄子」というものがあります。これらを初夢で見ると縁起がいいとされているものです。

七草がゆとは、せりやなずななどの春の七草を入れたおかゆのことです。一月七日の朝に食べると、一年中病気にならないと言われています。また、おせち料理で疲れた胃を休め、野菜を補うという意味もあります。

鏡びらきは、正月にそなえた鏡もちをたたいてわり、お雑煮やしるこにしていただくものです。一月十一日に行われる地方が多いです。どうして、「鏡もちをわる」のに「鏡びらき」と言うのでしょうか。これは「わる」という言葉は縁起が悪いので、「運をひらく」にかけて「鏡びらき」となったのです。

 これら三つの行事に共通するのは、「縁起がいいこと」や「健康であること」を願っているという点です。人々が幸せになることを願って、伝統行事も続いているのです。


3 心を込めて年賀状を

「正月と言えば年賀状が楽しみ」と思っている人もいることでしょう。もともと日本では年始の挨拶をする行事あり、遠くの人には文書で挨拶をしていました。それが一八七一年に郵便制度ができて葉書が発売されると、年賀状で年始の挨拶をする習慣が広まったのです。挨拶の代わりですから、心を込めて年賀状を書きたいですね。


【一言ヒント】

伝統行事を行う家庭も少なくなっていると思われます。逆にそれだからこそ、教える意義はあります。経験のある子たちにその様子を発表させたいものです。

 

出典: 年中行事で日本を知る


正月飾りについて

<正月飾り(しょうがつかざり)>

一つひとつに意味がある

かつて、正月に飾る門松や鏡餅は、年神を迎えるために準備されました。

あとになって、装飾的ないろいろが加わやましたが、葉一枚にも意味があります。

門松は神が訪れるときの目印であり、またそこに神を迎えて祀りました。


玄関や床の間に飾られる注連飾り(しめかざり)は、注連縄に縁起物の飾りをつけたもの。


注連縄は神社などが神域であることを表し、外の世界と区切って不浄なものの進入を防ぎます。


鏡餅は神事に使われる鏡と同じ円形えた餅に神のカが宿り、それを食べることで新しいカを授かるというものです。


・門松

飾り方には数十種類あるといわれている。

生命力を象徴する竹と紅白の梅を添えるのか一般的。

28日までに飾って、1月7日、15日頃にはずす。

門松を飾っている期間を松の内という。


・注連飾り

注連縄に裏白(うらじろ)、橙(だいだい)、譲葉(楪)(ゆずりは)などの縁起物を飾るのが一般的だが、地域によって特徴がある。

今は歳の市などで購入するが、昔は家の主人が手作りした。

門松と一緒に取り外す。


・輪飾り

注連縄を輪にし、裏白をつけたもの。

台所や手洗いなど水回りにつける。


・松飾り

松の小枝に輪飾りをつけたもの。



・お屠蘇(おとそ)

健康と長寿を祈る薬酒

お屠蘇は一年間の邪気を祓い、延命長寿を願う薬酒

正月にお屠蘇を飲む習慣は、中国唐の時代から始まり、日本には平安時代に伝わったといいます。


屠蘇には、「蘇」という悪鬼を屠(ほふ)るという意味があり、「ひとりこれを飲めば一家病無く、一家これを飲めば一里病無し」といわれ、正月の祝い膳には欠かせないものとされていました。


お屠蘇は、屠蘇散(とそさん)という山椒、防風(ぼうふう)(せり科)、肉桂(にっけい)などの香りの強い薬草を合わせた薬を日本酒かみりんに浸して作ります。


松の内が過ぎてからは、残りを井戸に投げ入れて、この水を飲むと水あたりをしないといわれていました。



・お屠蘇の飲み方

大中小の三つ重ねの朱の杯と燗鍋(かんなべ)がセットになった屠蘇器で、年少者から先に、順次年長者が飲むのが習わし。

これは息災を祝うためとも、若さを年長者が飲み取るためともいわれる。



・鏡餅

三方に四方紅(しほうべに)という紙を敷いて、橙、昆布、譲葉、裏白を飾るのが一般的。

1月11日に下げる地方が多く、鏡開き、鏡あげといわれる。


出典: ワールドバラエティー



<門松>


縁起のよい飾りものとして、門口や玄関などに松を飾します。松飾りは年神様が訪れるときの目印(依代=神が宿るもの)です。

しめ飾りは年神様を迎える神聖な場所を示すためのもので、玄関口や神棚などに飾ります。

 

出典: キノギフト



■門松飾りとは

 門松は神様を迎える正月に、神様の目印として飾られています。25日のクリスマスが終わった後から30日の間に飾ることになっています。29日は苦立てに通じ、大晦日では一夜飾りとして避けるのは冠婚葬祭のしきたりとなっています。門松は1月の7日まで飾ります。


■門松の作り方

 門松は竹を用意し、先を斜めに削った、長さの違う竹を真ん中に三本立て周りを松で囲みます。梅の枝、笹の葉などで飾り立てます。


出典: 冠婚葬祭.com



 <しめ飾り>


しめ飾りには、うらじろやゆずり葉、橙などがあしらわれていますが、いずれも縁起物です。うらじろは常緑であることから長寿、ゆずり葉は若葉がでてきてから古い葉が落ちるので、家督を子孫に譲り渡す、橙も家も代々栄える、といった意味があります。


出典: キノギフト



■しめ飾りとは

 しめ飾りとはしめ縄で作った飾り物全般をさしています。しめ縄は神社や神棚などの清められた場所に必要なものです。

  正月のしめ飾りは、新たな神様を迎える準備が整ったことを示します。


■しめなわとは

 天照大神(あまてらすおおみかみ)の神話に由来しています。天岩戸に再び入らないように、入り口に縄をしたのが起源とされています。

  しめ縄には。「四手(しで)」と呼ばれる白い紙で作ったものをはります。


■玉飾りとは

 玉飾りは玄関や神棚の下に飾ります。しめなわを輪っか状に結んだものに、わらをたらしたものです。


■輪飾りとは

 輪飾りは玉飾りを簡略化したものです。


出典: 冠婚葬祭.com




♦豆知識

<おせち料理には意味がある>

1 おせち料理のもともと

正月になったら「おせち料理」を食べる人も多いと思います。

もともとおせち料理は、季節の変わり目に神様にお供えした料理でした。ですから漢字では「御節料理」と書きます。今ではお正月料理だけをさします。

日本では江戸時代になってから広まりました。もう何百年も日本人はお正月におせち料理を食べ続けているわけです。


2 食材の意味

さて、おせち料理にはどのようなものがあるでしょうか。

考えてみると実に多くの種類があることがわかります。これらにはそれぞれ意味があります。どのような意味か、皆さん、考えてみてください。

まずは「数の子」。たくさんの卵がついています。これは「子孫繁栄」といって、子どもや孫がたくさん生まれ、絶えることなく続いていくことを願ったものです。

「えび」。えびは曲がっていますね。人も腰が曲がるくらい長生きするようにという意味があります。

「昆布巻き」。これは語呂合わせになっています。「よろこぶ」につながります。

「かまぼこ」。何色からできていますか。紅白ですね。その色合いから縁起のいいものとされています。

「黒豆」も入っていますね。この黒色には魔よけの力があるとされていました。また、「まめ」に働き、「まめ」にくらせることを意味していました。一生懸命に働き、健康にくらせるということです。

他にも栗きんとん、田作り、伊達巻、鯛など、それぞれ意味があります。お家の人に聞いてみるのもいいですね。


3 正月ぐらいは台所料理をしないように


【一言ヒント】

食材の意味については、子どもたちに考えさせるとわりと答えが出てくるものです。ヒントを与えながら楽しく予想させましょう。


出典: 年中行事で日本を知る



<地方によって雑煮(ぞうに)と、

 お節料理(おせち)の味つけや具に違いがある>


■雑煮(ぞうに)


正月には欠かせないご馳走


雑煮は、餅と野菜、魚介類、肉類を取り合わせた汁物で、正月には欠かせない行事食です。


もともと、大晦日に年神に供えた大根、にんじん、里芋、餅などをを下ろし、若水で煮て、神と人が一緒に食べたものでした。


正月の食べ物として定着したのは室町時代の後期といわれますが、江戸時代も後半になると、どんなに貧しい家でも三が日の雑煮は用意して正月を祝いました。


雑煮は地方により家により、餅の形や味つけ、具などに違いがあります。


おおむね東の角餅のすまし仕立て、西の丸餅の味噌仕立てといった傾向があるようです。


なお、東北から北関東にかけて、餅を入れずに里芋を主体にした雑煮を食べる地域もあります。



岩手県三陸沿岸

雑煮の餠に、くるみだれをつけて食べる。


新潟県

鮭といくらの親子雑煮。


広島県

塩ぶりやするめ、ハマグリ、カキを入れる。


香川県

餡入り丸餅を入れる。


長崎県

根菜類、青菜のほか塩ブリ、鯛、鶏肉、エビ、カキなど具を10品以上入れる豪華版。



お節料理(おせちりょうり)

縁起のよい料理を重箱に詰めて


お節とは、元日と年に5回の節句に神前に食べ物を供えた「御節供」が由来といわれますが、特に大切な正月に年神に供えたものを、お節料理というようになりました。


内容は、地方により、家によりいろいろで、「海の幸」「山の幸」「野の幸」を、縁起を担いで使うのが特徴です。


また、三が日の間、日持ちがするように料理法も工夫されています。


欠かせないのは、まめ(勤勉)に働き、まめ(健康)に暮らせることを願った黒豆と、子孫繁栄を願った数の子と、ごまめ(関西ではたたきごぼう)で、三つ肴といわれています。


そのほか縁起のよい食品を、めでたきを重ねるという意味で重箱に彩りよく詰めます。



祝い重

四段重に控えの五段目がついているのか正式です。

最近は家族の人数が減ったことから三段が主流になっています。



ーの重

三つ肴と、紅白蒲鉾(かまぼこ)、伊達巻、栗きんとん、昆布巻きなどの口取り。


ニの重

鯛やえびなどの焼き物と紅白なます、酢ばすなどの酢の物。


三の重

くわい、里芋、蓮根などの煮物。


出典: ワイドバラエティー




<今年の干支は? 十二支を知っていますか>


1 あなたの干支(えと)は?

「あなたの干支は」と言われれば、すぐに答えられますね。また、今年の干支も簡単に答えられますね。ねずみ年、うし年のように、その年を動物で表したものを十二支と言います。さあ、皆さん全部言えますか。答えは次の通りです。

・子(ネ)ねずみ ・丑(ウシ)牛 ・寅(トラ)虎 ・卯(ウ)うさぎ ・辰(タツ)竜 ・巳(ミ)蛇 ・午(ウマ)馬 ・未(ヒツジ)羊 ・申(サル)猿 ・酉(トリ)とり ・戌(イヌ)犬 ・亥(イ)いのしし

この十二支が日本に入ってきたのは大昔ですが、人々の間に伝わったのは江戸時代と言われています。人々に覚えてもらうために、わかりやすい動物が選ばれたそうです。


2 なぜ猫は入らない?

先の動物の中で身近な猫は入っていません。外国の十二支では入っている国もあります。なぜ入っていないのでしょうか。次のような言い伝えがあります。

お釈迦様が動物たちに言いました。

「お前たちの中から、十二匹を選んで、一年ずつその年の名前にする。決められた日に早く挨拶に来た順に決めていく」

動物たちは一番目を目指しました。ところが、よく話を聞いていなかった猫は、決められた日を聞きもらしてしまいました。そこでねずみに聞きました。意地悪なねずみはわざと一日遅れの日にちを教えました。ねずみが「猫よりも早く行ける」と気をよくしていたら、すでに歩き始めている牛に会いました。ねずみは、牛の背中に入って隠れていました。そして、牛がゴールしようとした時に、背中から飛び降りて一番になったのでした。牛は二番、三番は虎・・・というように順番が十二番まで決まりました。

 猫は一日遅れで行ったので、お釈迦様から「顔を洗って出直してきなさい」と言われてしまいました。その時から、ねずみを追いかけ、よく顔を洗うようになったのです。


3 十二支にも願いが込められている

それぞれの動物には願いが込められています。ねずみだったら子どもが増えていくように、牛だったら大切な食料と労働のためにというようにです。自分の生まれた年の願いを調べてみるのも面白いですね。


【一言ヒント】

3については他の十二支は次の通りです。「寅=輝く星(美しい毛から)」「卯=躍動」「辰=権力者」「巳=金運」「午=役に立つ」「未=家族安泰」「申=明るく活発」「酉=商売に縁起がよい(とりこむから)」「戌=忠実」「亥=無病息災(肉は万病を防ぐ)」


出典: 年中行事で日本を知る



<お正月こそ昔から伝わる遊びを>


1 お正月の遊び

「お正月」という歌を知っていますか。「もういくつねるとお正月」という歌い出しから始まる曲です。その一番には二つの遊びが出てきます。「お正月には凧あげて こまをまわして遊びましょう」と歌われているように、凧と独楽(こま)です。みんなの中でも遊んだ人も多いと思います。

この曲ができたのは今から百年以上も前です。今はテレビゲーム、カードゲームなどが遊びの中心かもしれませんが、日本には昔から伝わった正月の遊びがあります。


2 凧あげ・独楽(こま)・双六(すごろく)・福笑い

■凧あげ

凧あげが人々の間に広まったのは江戸時代になってからです。その頃は、いかの形をした凧や金銀をちりばめた凧、絹を使った凧等、様々な凧が繁盛しました。今も立体凧や連凧(小型の凧を複数重ねたもの)等、いくつもの種類の凧があります。

 

■独楽(こま)

独楽は多くの種類があります。様々な独楽が生まれたのは凧と同じく江戸時代になってからです。その時には子どもだけではなく、大人の遊びとしても流行しました。また、遊ぶだけではなく見世物としての名人も現われたほどでした。独楽が綱の上を回っていく様子を見たことはありませんか。今も郷土玩具となっている独楽もあります。

 

■双六(すごろく)

双六には「盤(ばん)双六」と「絵(え)双六」があります。皆さんが思い浮かべる双六は、絵双六です。サイコロの出た目の分、駒を進めるゲームです。これも江戸時代から盛んになりました。双六の中に描かれた絵は、その時代の様子が描かれています。

 

■福笑い

福顔の輪郭だけ描いた絵に、目隠しをして目、鼻、口などを置いていく遊びです。できた顔を見て、そのおかしさを楽しむものです。


3 今は少なくなったが・・・

これらの遊びは日本独特のものではありません。しかし、数百年前から明治、昭和と正月の遊びとして伝えられてきました。もっとも、今はあまり行わなくなってきました。この正月を機会にしてみるのもいいですね。意外なおもしろさがきっとありますよ。


【一言ヒント】

 今はこれらの遊び道具がない家も多いと思われます。大人世代はある程度経験があると思われるので、保護者会等で呼びかけてもいいですね。

 

出典: 年中行事で日本を知る

 


<としがみさま>

新年の神様。 「正月様」「歳徳神(としとくじん」ともいいます。

年の始めに、その年の作物が豊かに実るよう、家族みんなに幸せをもたらすために、高い山から降臨してくると考えられていました。

また、昔亡くなった人の魂は山の神になり、正月に年神様となって、子孫の繁栄を見守ってくれるのだとも考えていました。

つまり、年神様は祖先の神様でもあり、農耕の神様でもあるわけです。


年神様は、正月の間、それぞれの家に滞在されます。

神社と同じように、玄関に注連縄(しめなわ)を飾るのは、そこが、神様がいらっしゃるのにふさわしい神聖な場所であるということです。

大掃除もそのためのものです。きれいにしましょうね。

<元日(がんじつ)と元旦(がんたん)>

元日は1月1日の意味ですが「元旦」は1月1日の朝のことをさします。

※間違って使いがちですので、気をつけましょう。


年神様が降臨するのは元旦、つまり1月1日の朝ですので、くれぐれも、新年早々お昼まで寝ていた、なんてことはありませんように。

歳旦祭(さいたんさい)

一年の始めに、新しい年・月・日を寿ぎ、年神様に感謝するし、天下泰平、国民豊楽を祈願する厳粛な神事。

<元日は掃除をしてはいけませんよ>

元日に掃除をすると福を掃き出してしまうと言われています。こう言われるのには、元日くらいは主婦をゆっくり休ませてあげようという心配りもあるのでしょう。

元旦に年神様をお迎えするために、掃除は大晦日のうちに終わらせておきましょう。


出典: 日本の行事・暦